テイクバック最下点での安心感を求めると、ある程度の重量感がクローズアップされる。 この時に全体の長さを長めに取るか、シェイプを太めにするのか。 但し、この場合にはリリース時にある程度の「抜く」技術が求められるので難し目のバレルになってしまう。 「テイクバック最下点で安心出来る重量感を感じることが出来て、更にはリリース時に抜く技術が最小限のスキルで重い飛びを実現するには」というコンセプトを基に実現したモデル。 しっかりした手首に乗りやすい重さを感じながら、リリース時には全体的なシェイプをスリムにすることで手の中から気持ちよく抜けて行ってくれる。 ただ全体的なシェイプを細くすると、グリップ時の不安感が生まれるのでテーパーの立ち上がりをきつめに設定して、余計なグリップ圧がかかり難いように配慮。 この数値が芯圧を生み出してくれて、楽にスローしても鋭い飛びを勝手にしてくれるように。 それはまるで、バレル自体に高性能なエンジンが積み込まれているような錯覚にしてくれるでしょう。 抜群の重量感と抜けの良さにより、投げることが苦にならなくなるモデル。